・openseaオークションを使うと、どんな良い事があるの?
・オークションボタンが表示されない。どうして?
こんな悩みを解決できる記事を用意しました。
この記事で紹介する「openseaオークションで出品・入札する方法」を実践すれば、
初心者でもopenseaで出品・入札できますよ!
オークション形式で出品・入札したよ。

記事前半ではopenseaオークションで出品するやり方を、
後半では入札(購入)する方法を紹介するので、
じっくり読みこんでくださいね。
openseaオークションとは?

そもそも、オークションとは以下のことを言います。
現在の最高価格が表示されており、その価格よりも高い金額であれば入札できるといった
仕組みを設けています。
そして、あらかじめ決められた期間、入札を受け付けて、
最終的にもっとも高い金額をつけた利用者がその商品を購入できます。※総務省ネットオークションの仕組み
openseaのNFT作品もネットオークションと同じ形式で
出品・入札する事ができます。
openseaオークションのメリット、デメリット

出品(売る場合)のメリット・デメリット
openseaでオークション出品すると、自分が売りたい価格より
高く売れる可能性があります。
逆にデメリットは、1人も入札しない場合(売れない場合)もあります。
入札(購入する場合)のメリット・デメリット
openseaで入札する場合のメリットは、ライバルがいない場合
安い価格でNFT作品を購入することができます。
デメリットは、ライバルが強い場合は落札(購入)できない
事もありますが、入札記録は残るのはメリットになります。
openseaでオークションを始めるための事前準備

OpenSeaを利用するためには
・ウォレット(お財布)
・暗号資産(仮想通貨)
が必要です。
必要な準備の手順をまとめると、
1.口座を開設する
2.入金する
3.イーサ(ETH)を購入する
4.ウォレットを作成する
5.ウォレットへ送金する
6.openseaにウォレット接続(ログイン)
くわしいまとめページは以下で解説しています。
1~6を先に済ませてから本ページにもどってきて読み進めてください。

openseaオークション出品手順
では、実際にopenseaでオークションの出品のやり方を解説します。
事前に作品をアップロード(NFT化)する
openseaの作品をオークションに出品する前に
作品をアップロード(NFT化)しましょう。
作品をアップロードする方法は、こちらを参考にして下さい。

NFT販売でオークションを選ぶ
今回は、この作品をオークションで出品してみます。
「Sell(売る)」をクリックします。

「Timed Auction(オークション)」をクリックします。

オークションの金額方式を決める
ここで、オークションの金額方式を選びます。

選べるのは以下2種類です。
・Sell to highest bidder:最高入札者が落札する販売方法
・Sell with declining price:誰かが購入するまで価格が下がっていく販売方法
今回は、テレビやネットオークションで良くある「Sell to highest bidder」を選びます。
オークションのスタート最低価格を決める
次にオークションのスタート価格を決めます。
限界まで安くしようとしても、最低価格は決まっています。
最低価格以下にすると、上の画像のようにエラーが出ます。
0.5 ETHにしたところ、エラーはなくなりました。
2022年5月時点では、0.2ETHでも設定できました。

オークションの販売期間を決める
次にオークションの販売期間を決めます。
日にちを指定する事もでき
単純に今日から、何日後まで指定することもできます。
今回は、「1month」(1ヵ月)にしてみました。

出品処理・ガス代(手数料)支払い
設定したら、「complete listening」をクリックします。

処理が始まります。

オークション出品にはガス代(手数料)がかかる
メタマスクが起動し、ガス代(手数料)の支払い確認が始まります。

2022年5月時点では、3.77ドルは、日本円だと487.05円かかりました。
最終確認と署名
ガス代(手数料)の処理が終わり、次の処理に進みます。

メタマスクが起動するので、「↓」をクリックした後
「署名」をクリックします。

オークションが開始されたか確認
オークションが開始されました。「View Item」をクリックします。

無事にオークション形式で販売が開始されました。

オークション出品をキャンセルするやり方
オークションをキャンセルする場合は、作品ページから
「Cancel listing」をクリックします。

「Cancel listing」をクリックします。

メタマスクが起動するので「署名」をクリックします。

注意:オークションのキャンセルにはガス代(手数料)がかかる
オークションのキャンセルにはガス代(手数料)がかかります。

2022年5月13日時点で、4.53ドル。日本円だと585.23円かかります。
「確認」をクリックすると、オークションはキャンセルされます。
openseaオークション入札(購入)手順
次にopenseaでオークション入札する方法を解説します。
入札したいNFT作品ページを開く
今回は、可愛いワンちゃんのNFT写真を入札してみます。

まずは、「Place bid(入札)」ボタンをクリックします。

NFT作品が本物かどうか確認
NFT作品が本物かどうか確認のメッセージが表示されます。

人気のNFT作品は、偽物が多いので注意が必要です。
本物の作品をスクショして、出品されているNFT作品もあります。
本物か確認したら、「I understand・・・」(同意)の
チェックボタンをクリックします。
入札金額を決める
次に入札金額を決めます。現在の金額は(0.001WETH)なので
それよりも高い金額を入力します。
ここでは(0.002WETH)にしました。

仮想通貨の変換(ETH → WETH)※手数料あり
ここで、「WETH」を持っていないので
入札できないとメッセージが表示されます。
ETHをWETHに変換します。
「Convert ETH」をクリックします。

次に変換画面が表示されます。
0.002ETHを、0.002WETHの変換を確認できたら
「Wrap ETH」をクリックします。

メタマスクが起動して、ガス代(手数料)がかかる確認画面が表示されます。
ここでもガス代が・・・・
ちなみにガス代は、時間によって変動するので
あまりに高い!と思うなら、時間をずらして変換しましょう。
金額に問題なければ「確認」をクリックします。

変換処理が開始されるので待ちます。

無事に暗号資産(仮想通貨)の変換が完了しました。
「Close」をクリックします。

「←」ボタンをクリックして戻りましょう。

入札画面に戻るので「Place Bid(入札)」ボタンをクリックします。

メタマスクが起動するので「↓」をクリックしてから
「署名」をクリックします

入札されたか確認
入札が完了し、入札額が0.002(WETH)に変わりました。

画面を下にスクロールすると、自分が入札された履歴が表示されます。

Q&A
出品しようとしたがオークションボタンが表示されない
opensea(ウォレット)に接続できているか確認しましょう。
opensea右上のお財布マークをクリックして、所持金が表示されれば
ウォレットが接続できています。この状態で出品・販売を行いましょう。
オークションじゃなくて固定価格で売る方法は?
固定価格で販売する場合は、販売設定画面で「Fixed Price」を選びます。
そうすれば、固定価格でNFT作品を販売できます。
但し、一度オークションで出品を始めてしまった場合は、固定価格に変更できません。
一度オークション出品をキャンセルしてから、再度販売する必要があります。
※また、オークション出品を取り消すとキャンセル料がかかります。
オークションで入札できなかったらお金(WETH)はどうなるの?
もし入札できなかった場合は、WETHは戻ってきます。
また、入札記録も残るのでオークションに参加した証明にもなります。
まとめ
この記事を読めば、opensea初心者も簡単に、出品・入札することができます。
・オークション出品、入札に使う暗号資産は(WETH)を使う
・オークション出品キャンセルにはガス代がかかる
・ETH→WETHの変換はopenseaで可能
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