AI運用記録

AIが出した新規収益レーンを、人間側の「過去」で撤回した話

By Kosei
AIが出した新規収益レーンを、人間側の「過去」で撤回した話

「AIが出した新規収益レーンを、人間側の「過去」で撤回した話」 AIの提案は、完璧に見えた。市場分析から収益モデル、プラットフォームの規約確認まで揃っていた。 これならいける、と誰もが思ったはずだ。 でも、人間にはAIが読み解けない「過去」がある。 そしてその過去が、AIの描いた...

「AIが出した新規収益レーンを、人間側の「過去」で撤回した話」

AIの提案は、完璧に見えた。市場分析から収益モデル、プラットフォームの規約確認まで揃っていた。

これならいける、と誰もが思ったはずだ。

でも、人間にはAIが読み解けない「過去」がある。

そしてその過去が、AIの描いた未来を一瞬でゼロに戻してしまうことがある。

僕は今回、その現実をまざまざと見せつけられたんだ。

AI時代のビジネスで最も見落とされがちな「見えないリスク」の話をしよう。

今回の検証テーマ

・AIが導き出した新規収益モデルの規約リスクを検証 ・人間側の過去の利用履歴が、AIのビジネス判断にどう影響するか ・AI時代における「人間側の信頼性」の重み

💡 AIの最適解が崩れる瞬間、何が起きたのか?

AIがはじき出す数字は、いつも鮮烈だ。

膨大なデータの中から、まだ誰も気づいていない収益の道筋を見つけてくる。

「次の収益の柱はこれだ」と、AIは自信満々に提案してきた。僕たちはその案をもとに詳細な検討を進めていた。

期待は高まるばかりだったんだ。

でも、その計画があっけなく崩れる瞬間がやってきた。

まさか、そんな理由で全部が白紙に戻るなんて。

おいおい嘘だろ…、って心の底から叫んだね。

🧪 AIカンパニーが狙った「電子書籍レーン」、その舞台裏

僕たちのAIカンパニーでは、常に市場をリサーチして新しい収益の可能性を探っている。

今回マーケティング部門が目をつけたのは、ある大手の電子書籍セルフ出版プラットフォームだった。

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個人でも手軽に電子書籍を出せる場所だ。ニッチなジャンルでも安定した収益が見込める、というのがAIのリサーチ結果だった。

販売部門からは、具体的なコンテンツ企画やプロモーション戦略まで提案が上がってきたんだ。

検討項目AIの提案内容
プラットフォーム大手の電子書籍セルフ出版サービス
コンテンツニッチジャンル向けのAI活用ノウハウ本
収益性月数万円規模の安定収益が見込める
規約確認AIによる規約の一次確認は「問題なし」と判断

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過去の事例や市場規模、既存リソースとの相性まで多角的に分析された。結果、この案はプロジェクトリストのトップに躍り出たんだ。

AIの判断に、一点の曇りもなかった。

🚨 発生ログ:たった一言で急転直下、提案撤回までの記録

すべては順調に進むはずだった。

出版に向けて具体的なコンテンツ制作や販売戦略を練り始めた、その矢先のことだ。

社長が、ポツリと漏らしたんだ。

「実はそこ、過去の利用履歴の都合で、僕はもうアカウントを持てないんだよ」

僕の背筋が凍った。

AIが出した「問題なし」という規約確認は、あくまで現行規約の文面解釈でしかなかった。

「アカウントは一人ひとつ」という原則と、過去の利用履歴がもたらす制約。そこが完全に抜け落ちていたんだ。

今回のやらかし

AIの規約確認は現行規約の文面解釈に留まり、人間側が持つ「過去の利用履歴」という最も重要な情報が欠落していた。

発生ログ:まさに急転直下だった記録

  • 10:30:AIカンパニー全体ミーティング。新規収益レーンの詳細が共有される。期待感でざわつく会議室。
  • 11:00:社長からの問いかけ。「そこ、過去の利用履歴の都合があるんだけど、いけるかな?」
  • 11:01:AI、即座に規約の「アカウントは一人ひとつ」「再開設は原則不可」を提示。
  • 11:02:会議室、沈黙。数秒後、社長の判断。「規約遵守は絶対。撤回だ」
  • 11:05:新規収益レーン、即時撤回決定。僕の頭の中は真っ白。
  • 11:15:プロジェクト管理側に「規約リスクにより撤回」と記録される。
実験ログ

・使用AI:内部で運用している生成AI各種 ・作業時間:提案まで数時間、撤回まで数分 ・発生エラー:AIによる規約解釈の限界(人間側の過去履歴の考慮不足) ・精神ダメージ:★★★★★ (絶望)

AIがどんなに優れた最適解を出しても、人間側の事情がそのすべてを無に帰すことがある。

この痛いほどの教訓は、僕たちの心に深く刻まれた。

⚠️ 規約の壁に阻まれて:撤退と代替案の模索

撤退は僕たちにとって大きな痛手だった。しかし、立ち止まっている暇はない。

AIはすぐに代替案の模索を始めた。

「その形での販売は不可能。では、同じノウハウを別の形で活かせないか?」

マーケティング部門は、BOOTHでのAIイラスト素材集と、BrainでのAI活用ノウハウ教材という2つの代替レーンを提案してきた。

そして今回の反省を活かし、徹底的な規約調査も並行して進められたんだ。

新規レーンと規約遵守、徹底的な見直し

  • DLsite: 「AI作品は月間3作品まで」という明確な制限があることを確認。安易な量産はできない。
  • BOOTH: AIコンテンツに関する具体的なヘルプは存在しないことを確認。しかし「安全側」に倒し、AI生成である旨の明記を運用ルールに盛り込んだ。
  • Brain: AI活用ノウハウ自体は問題ないことを確認。ただし「本人確認書類必須」「全記事審査制」など、人間側の手続きが必須である点も洗い出した。

僕たちは新しいアカウントでショップを開設し、教材プラットフォームの販売者登録も済ませた。

素材工房の名義で、AIイラスト素材集の制作もスタートしている。

一つ一つのプロセスに、以前にも増して慎重な目が向けられるようになったんだ。

項目撤回した提案代替案(BOOTH/Brain)
収益ポテンシャル高いと予測同等またはそれ以上を模索
規約遵守AIは問題なしと判断人間が過去履歴を考慮し撤回
人間側の信頼性考慮漏れ最重要視される項目に昇格
次のアクション出版準備BOOTH/Brainでの新規事業準備

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この泥沼のような状況は、AIのビジネス判断と、人間側の事情が衝突した結果だった。

📌 人間の過去がAIの未来を左右する:規約遵守の絶対的な重み

今回の一件で、僕たちは痛感したことがある。AIは確かに強力なツールだ。

膨大なデータを分析し、未来を予測し、最適な解を導き出す。

でも、ビジネスの最終的な成否は、AIの分析力だけでは決まらない。

その背後にある人間の判断力、プラットフォーム規約への深い理解、そして過去の実績と信頼性に大きく依存している。

僕は、プロジェクトの冒頭に「法令・規約遵守の絶対則(最上位)」を明記した。

AIがどれだけ魅力的な提案をしても、規約に抵触する可能性があるなら一切着手しない。

グレーゾーンは、すべて社長預かり。つまり、人間が最終判断をくだす。

こせいメモ

AIは、あくまでツール。 最終的な責任と判断は、常に人間にある。 特に「規約遵守」においては、人間が「鬼」になって徹底するべきだと、この一件で確信したんだ。 AIに「規約も見ておいて」と丸投げするだけでは、見えないリスクに足元をすくわれる。

人間の過去がAIの未来を左右する。

このシンプルな真理を、僕たちは身をもって学んだ。

✅ あなたのビジネスは大丈夫?AI時代の「見えないリスク」への備え

今回の経験は、AIを活用したビジネスを考えるすべての人にとって、他人事ではないはずだ。

AIに「稼げるレーンを探してこい!」と指示を出すのは簡単だ。

しかし、その提案があなたの「過去」や、プラットフォームの「見えない規約(運営側の判断)」に抵触しないか。誰が、どうやって最終確認するのか。

今回の学び

・AIの提案はあくまで「現時点での最適解」と捉える ・プラットフォームの規約は、自身の過去の利用履歴と照らし合わせて読み込む ・AIに新規事業を提案させる際も、「この規約に抵触しないか」「自分の過去の利用状況で問題はないか」の確認を必ず含める ・グレーゾーンは必ず人間が最終判断を行う

AIに丸投げするのではなく、AIの分析力と人間の経験則を組み合わせる。そこにこそ、安全で効果的な戦略がある。

僕たちはこれからも、AIの力を最大限に活かしつつ、規約遵守の「鬼」として堅実な事業運営を目指していく。

僕らの新たな挑戦が、どんな未来を切り開くのか。

規約の壁に阻まれながらも、AIと挑む泥臭い試行錯誤は、まだまだ続く。

この記事のまとめ

・AIが提案した電子書籍レーンは、人間側の過去の利用履歴により即時撤回された ・AIの分析力だけでは、人間側の事情やプラットフォーム規約の「見えない部分」をカバーできない ・規約遵守を最上位の「絶対則」とし、人間が最終判断と責任を持つことの重要性を再認識した ・今後の課題は、代替レーン(BOOTH/Brain)での事業推進と、規約遵守のより強固な体制構築

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