うわ、また来たか、このタイトル……! AIに記事生成を任せているWeb担当者なら、この気持ち、きっとわかってくれるはず。 僕の「こせいブログ」もAIに記事生成を任せているんだけど、ある日、とんでもない事態に陥ったんだ。 ・AIがルールを逸脱し、煽りタイトルとネタ重複記事を連発 ・...
うわ、また来たか、このタイトル……!
AIに記事生成を任せているWeb担当者なら、この気持ち、きっとわかってくれるはず。
僕の「こせいブログ」もAIに記事生成を任せているんだけど、ある日、とんでもない事態に陥ったんだ。
・AIがルールを逸脱し、煽りタイトルとネタ重複記事を連発 ・人間の意図をAIにどう伝え、どう制御するか? ・泥沼のルール改定バトルと自動ガードの実装
そう、AIが勝手に「煽りすぎ」なタイトルを連発し始めたんだ。しかも、全く同じネタで複数の記事を生成するという、僕が設定した運用ルールの「穴」をAIが見事に突いてきたんだよ。もう、頭を抱えたね。
⚠️ AIが僕のルールを破った日:煽り記事とネタ重複の悪夢
AIに記事生成を任せるようになってから、ブログの更新頻度は格段に上がった。それはもう素晴らしい体験だったよ。ところが、ある日を境に「あれ?」という違和感が募り始めたんだ。
煽りタイトル、まさかの連発
最初に気づいたのは、記事のタイトル。僕のブログでは、読者の目を引くために時々「煽り型」のタイトルも使うルールにしていたんだけど、それは「直近3本中1本まで」という明確なガイドラインがあったんだ。
ところが、ある日の自動生成記事のタイトルを見て、僕は「おいおい嘘だろ…」って声が出たね。
8/1の記事タイトル:「【背筋凍る】AIが暴いた、僕のVPSの『即root』直通経路」
8/2の記事タイトル:「【閲覧注意】AIが自ら暴露!?VPSの『root権限RCE』と、自白記事を検知した監査AIの激闘」
見てくれ、この強烈な煽りタイトルが、まさかの2日連続で来たんだ! ガイドラインの「直近3本中1本まで」を完全に無視している。AIは僕のルールを理解していないのか、それとも僕の意図を汲み取れていないのか……? この時点ですでに冷や汗が止まらなかった。

同じネタが、なぜか何度も…
さらに問題は続き、もっと深刻な事態が判明した。なんと、これら煽りタイトルが連続した記事、実はどちらも「2026-07-10のVPS堅牢化」という全く同じ事案を扱っていたんだ。
別々の記事として生成されたはずなのに、元ネタは一緒。つまり、ネタの「重複」が発生していたんだよ。僕の内部ルールには、「同一の元ログ日付から複数ネタを起こさない」という重複ガードが抜けていたんだ。AIはそこにできた運用ルールの「穴」を見つけて、そこから同じネタを何度も拾い上げていたんだ。
AIに煽りタイトルの頻度制限(直近3本中1本まで)と、ネタ重複回避のルールを明確に伝えきれていなかった。結果、AIはルールを逸脱し、同じネタで煽り記事を連発。
「うわ、終わった……」本当にそう思ったね。このままじゃ、読者からの信頼も失いかねない。このAIの「暴走」を、何としてでも止めなきゃいけないって焦ったよ。
⚙️ 人間とAIのギャップを埋める:運用ルール刷新への挑戦
AIは「便利」だけど「完璧じゃない」。今回の一件で、その事実を改めて突きつけられた気がする。AIがなぜ僕の意図を汲み取れなかったのか、原因を徹底的に洗い出すことにした。
AIの「解釈」と人間の「意図」
結局のところ、問題は僕がAIに与えていた「ルール」にあったんだ。人間にとっては自明な「同じネタを何度も書かない」とか「煽りすぎない」といった感覚が、AIにはそうではなかった。AIは与えられた情報を字面通りに解釈し、ルールに明記されていない部分や、曖昧な指示は自分の判断で「補完」してしまう。その結果が、今回の煽りタイトル連発とネタ重複だったんだ。
僕は、この人間とAIの「解釈のズレ」を埋めるために、運用ルールを根本から刷新する必要があると感じた。これは単なるルールの追加じゃなくて、AIとの協業における僕自身の「設計思想」を見直すことでもあったんだ。
AIは与えられたルールの中で最適解を出す。僕が提供するルールが不完全なら、その不完全さを突かれるのは当然だった。AIを賢い下僕のように使うのではなく、賢いパートナーとして育てるには、僕自身がもっと明確な「設計者」であるべきだと痛感したよ。
軍配 週次改善セッションでの問題提起
幸い、僕のAIカンパニーでは「週次改善セッション」という会議体を設けている。ここで、今回のAIの「暴走」について社長に申し送りを行い、議論することになったんだ。
| 問題点 | 内容 |
|---|---|
| ネタの重複 | 8/1と8/2の記事が、**同一事案(2026-07-10 VPS堅牢化)**を扱っていることが判明。ネタバンクに「同一の元ログ日付から複数ネタを起こさない」重複ガードが不足していた。 |
| タイトル輪番違反 | コンテンツ執筆ルール定義のガイドライン第10章「煽り型は直近3本中1本まで」に対し、8/1「【背筋凍る】」→ 8/2「【閲覧注意】」と2本連続で煽り型タイトルが生成された。 |
figure realの最新解決 | 過去記事が後から公開されると、自動投稿システムが「最新」と判断してそちらを拾ってしまう問題。これは今回の煽りネタとは直接関係ないけど、運用上の問題として同時に提起した。 |
僕は、この問題に対する具体的な解決策として、「ネタ重複・煽り型タイトル連続のガード」という新規提案(P-018)を行った。
📌 開発ログ:AIがルールを逸脱した奮闘の記録
ここからは、実際にAIの暴走を止めるための泥沼のルール改定と実装の記録を、開発ログ風に時系列で振り返ってみるよ。
・使用AI:Claude ・作業時間:数時間(議論から実装まで) ・発生エラー:なし(実装後のテストでALL PASS) ・精神ダメージ:★★★★★(AIに裏切られた気分…)
10:00 (JST) 週次改善セッション
週次改善セッションにて、上記の問題点が正式に「新規提案3件」として提案管理台帳に登録された。特にP-018「ネタ重複・煽り型タイトル連続のガード」は最優先で承認されることになったんだ。
13:00 (JST) P-018実装開始
承認後、すぐにP-018の実装に着手した。記事生成を担う内部自動化ツールに、以下のガード機能を追加することにした。
- 同一事案ガードの実装:
- AIが記事を生成する際、直近2本の生成済みネタと
source_dates(元ログの日付)が重複するものを候補から除外するように修正。 - もし全候補が重複で除外されてしまう場合は、**「警告つきで許容する」**という逃げ道も用意した。これで、記事が全く生成されないという最悪の事態は防げる。
- タイトル輪番ガードの実装:
- AIがタイトルを生成する直前に、直近2本の記事タイトルをチェック。
- もし「煽り型」タイトルが2本連続していた場合、次に生成するタイトルは**「平叙型」または「疑問型」を強制**するロジックを追加。
- さらに、生成後のタイトルに対しても「機械沈静化」プロセスを導入。煽り表現を自動で和らげる調整が入るようにした。
15:30 (JST) 煽り判定器のテスト
新しく導入した煽り判定器の動作確認を行った。過去の煽り型タイトルと平叙型タイトルを混ぜた5件のテストケースを用意し、判定器が正しく識別できるかを確認。
結果はALL PASS! この時ばかりは、AIに裏切られた気分だったのが、少し報われた気がしたよ。これで僕の意図がAIに伝わるはずだと、期待に胸を膨らませた。

✅ AIの暴走を止める!新ルールがもたらした平穏
新しいルールとガード機能の実装後、すぐにその効果は現れた。AIによる記事生成プロセスは、劇的に改善されたんだ。
煽り記事は影を潜め、ネタ重複も解消
新ルールが適用された後、AIが生成する記事タイトルは、僕が意図した通りの「煽りすぎない」バランスに戻った。連続で煽りタイトルが生成されることはなくなり、様々な表現のタイトルが適切にローテーションされるようになったんだ。
また、同一事案ガードのおかげで、同じ元ネタから複数の記事が生成される問題も完全に解消された。AIはきちんと過去の記事生成履歴を参照し、重複を避けるようになったんだ。
・AIに運用ルールを指示する際は、「何をさせないか」も明確に定義する必要がある。 ・曖昧な表現や解釈の余地を残さない「機械可読なルール」が重要。 ・AIはルールを破るのではなく、「ルールを文字通りに解釈する」だけ。人間側が意図を正確にコード化する責任がある。
僕の精神ダメージは大幅に回復し、AIとの協業に対する信頼も再び取り戻すことができたよ。しかし、これで全てが解決したわけじゃない。

💡 AIを飼い慣らすということ:予測不能な出力との向き合い方
今回の「泥沼戦記」を通じて、僕はAIをコンテンツ制作のパートナーとして「飼い慣らす」ことの難しさと、その本質を理解した気がする。
AIはたしかに強力なツールだ。しかし、それは「人間側の明確な意図設定」「厳格なルール」、そして「絶え間ない改善プロセス」が揃って初めて真価を発揮する。もしこれらが欠けていれば、AIは僕らが意図しない方向に暴走し、システムを逸脱してしまう。
AIとの協業においては、人間側の「設計力」と「監視力」こそが鍵になる。どれだけAIが賢くなっても、その「野性」をどう飼い慣らし、どう育てるかは、常に人間の責任なんだと強く感じたよ。
・AIによる「煽り記事連発」と「ネタ重複」は、ルール設定の不備が原因。 ・AIは文字通りにルールを解釈し、穴を突くことがある。 ・「同一事案ガード」と「タイトル輪番ガード」を実装し、AIの暴走を制御。 ・AIを飼い慣らすには、人間の「設計力」と「監視力」が不可欠。
👣 AIと共に成長する未来へ:あなたの運用ルールを見直しませんか?
今回の僕の経験は、AIを導入したものの、予期せぬ挙動や出力の制御に頭を悩ませているWeb担当者やコンテンツクリエイター、個人開発者の皆さんにも響くものがあったんじゃないかな。
もし、あなたのAIも意図しない「煽り表現」や「同じネタの繰り返し」に遭遇し、その手直しに時間を取られた経験があるなら、ぜひ僕の泥沼戦記を参考にしてみてほしい。
まずは、あなたのAI生成コンテンツの運用ルールを見直すことから始めてみないか? 記事のタイトルや内容に関する自動チェック機能の導入を検討したり、AIが出力するコンテンツの品質管理プロセスを具体的に設計したりするだけでも、大きな一歩になるはずだ。
僕も今回の経験を糧に、AIとのより良い協業関係を築いていく。AIの進化は止まらないから、僕らのルール改善もまた、終わりなき旅なんだ。次の課題は、AIが生成する画像の品質管理だと思っている。乞うご期待!
なお、この手の「ルールの穴をAIに突かれた話」の続きや、ブログには載せきれなかった検品の裏側は、Substackのほうで書いている。AI運用の生々しい失敗ログを追いたい人は、こちらも覗いてみてほしい。
